photo by NormLanier - Publisher DailyDisneyPhoto.com
4月21日に新たに公開されたAdobe Lightroom6(LightroomCC)のすでに無料体験版やダウンロード版を購入された方からレビューが続々とアップされております。
私も先日開発が終了されたApple社のApertureからLightroom6へ移行を考えており、無料体験版を早速ダウンロード、Apertureライブラリからこれまでの画像データの読み込みをしましたが、かなりの時間がかかってしまいました。(約500GBで7時間ほど…)
今回はLightroom6からApertureのライブラリの読み込みの方法について紹介したいと思います。
Lightroom6(LightroomCC)のダウンロード&インストール
こちらのAdobeのサイトからLightroomCCが30日間無償で利用できます。(その後の利用には購入が必要)
Amazonではすでにダウンロード版の購入をすることもできます。
利用するためにはAdobe IDが必要で、すでに持っている場合はログインするだけで、ない場合はアカウントを作成する必要があります。
ApertureライブラリをLightroomへのインポート機能について
Lightroom6には最初からApertureから移行するための機能が備わっています。
下記の記事はLightroom5にApertureから移行するための機能が搭載された際の記事になりますが、Lightroom6も同様かと思われます。移行されるデータを引用させていただきました。
Aperture Import プラグインに関する FAQ(Photoshop Lightroom)
- フラグ
- レーティング
- キーワード
- GPS データ
- 顔
人物の名前タグがキーワードとしてマッピングされます。
- 不採用
不採用と表示されるファイルは、コレクション/From Aperture/Photos Rejected in Aperture に移行されます。
- 非表示ファイル
iPhoto の非表示ファイルは、コレクション/From iPhoto/Photos Hidden in iPhoto に移行されます。
- カラーラベル(Aperture のみ)
カラーラベルは、キーワードとしてマッピングされます。(赤、オレンジなど)カスタムラベル名もサポートされます。
- スタック(Aperture のみ)
巣宅k情報は、キーワードとしてマッピングされます。(Aperture Stack 1、Aperture Stack 2 など)
- Aperture のプロジェクト/フォルダー/アルバムの階層は、Photoshop Lightroom のコレクション設定およびコレクションで、可能な限り元の状態を維持してマッピングされます。
- iPhoto のイベント/フォルダー/アルバムは Photoshop Lightroom コレクション設定およびコレクションで、可能な限り元の状態でマッピングされます。
- 最新のものであれば、Aperture/iPhoto からフルサイズプレビューが移行されます。初期設定で無効にすることができます。
- バージョンは Photsohop Lightroom の仮想コピーに変換されます。(調整なし)
- Aperture の情報パネルに入力可能なメタデータ。
読み込みライブラリと参照ライブラリの両方がサポートされます。
Lightroom6からApertureライブラリをインポートする
Lightroom6を起動後に、「ファイル」タブ→「プラグインエキストラ」→「Apertureライブラリから読み込む…」をクリックします。
すると下記のウィンドウが表示されますので、右側の「選択」ボタンを押し、Apertureライブラリの場所を指定します。
次にコピー先の場所を指定します。Apertureライブラリの中身をLightroom用にコピーしますので多くの容量が必要です。コピー先の空き容量が足りない場合は「読み込み」ボタンを押下することはできません。
読み込みボタンを押すと移行が始まります。渡しの場合はApertureライブラリが約500GB程度あり、それが完全に読み込まれるまで約7時間程かかりました。
移行してからの所感
原因は不明ですがいくつか読み込み不可なものがあり、その一覧が読み込み終了時にテキスト形式で出力されました。
また、Lightroom6には顔認証の機能があり、移行データ一覧の中に顔データもあったのでApertureからの顔データが移行されるものかと思っていましたが移行されておらず、また一から設定する必要がありそうです…
しかし、Aperture上で利用していたプラグインのNik collectionはLightroom6上でも利用することができたのはホッとしました!
その他、まだ気がついていないところで移行されていないデータがあるかもしれません…
まとめ
ApertureからLightroom6への移行作業は時間が関わるものの、手順は至ってシンプルで簡単に終わらせることができます。
一部移行されないデータがあるもののApertureは開発終了、Photosは画像編集機能が貧弱すぎるので早めにLightroomに移行してなれておくのがいいと思います。
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