死ぬまでに見た景色

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ApertureからLightroom6(LightroomCC)へ移行してみた

http://www.flickr.com/photos/85864407@N08/14497980229

photo by NormLanier - Publisher DailyDisneyPhoto.com

 

4月21日に新たに公開されたAdobe Lightroom6(LightroomCC)のすでに無料体験版やダウンロード版を購入された方からレビューが続々とアップされております。

私も先日開発が終了されたApple社のApertureからLightroom6へ移行を考えており、無料体験版を早速ダウンロード、Apertureライブラリからこれまでの画像データの読み込みをしましたが、かなりの時間がかかってしまいました。(約500GBで7時間ほど…)

今回はLightroom6からApertureのライブラリの読み込みの方法について紹介したいと思います。

 

Lightroom6(LightroomCC)のダウンロード&インストール

こちらAdobeのサイトからLightroomCCが30日間無償で利用できます。(その後の利用には購入が必要)

Amazonではすでにダウンロード版の購入をすることもできます。

利用するためにはAdobe IDが必要で、すでに持っている場合はログインするだけで、ない場合はアカウントを作成する必要があります。

 

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ApertureライブラリをLightroomへのインポート機能について

Lightroom6には最初からApertureから移行するための機能が備わっています。

下記の記事はLightroom5にApertureから移行するための機能が搭載された際の記事になりますが、Lightroom6も同様かと思われます。移行されるデータを引用させていただきました。

Aperture Import プラグインに関する FAQ(Photoshop Lightroom)

移行されるデータ

  • フラグ
  • レーティング
  • キーワード
  • GPS データ

  • 人物の名前タグがキーワードとしてマッピングされます。
  • 不採用
    不採用と表示されるファイルは、コレクション/From Aperture/Photos Rejected in Aperture に移行されます。
  • 非表示ファイル
    iPhoto の非表示ファイルは、コレクション/From iPhoto/Photos Hidden in iPhoto に移行されます。
  • カラーラベル(Aperture のみ)
    カラーラベルは、キーワードとしてマッピングされます。(赤、オレンジなど)カスタムラベル名もサポートされます。
  • スタック(Aperture のみ)
    巣宅k情報は、キーワードとしてマッピングされます。(Aperture Stack 1、Aperture Stack 2 など)
  • Aperture のプロジェクト/フォルダー/アルバムの階層は、Photoshop Lightroom のコレクション設定およびコレクションで、可能な限り元の状態を維持してマッピングされます。
  • iPhoto のイベント/フォルダー/アルバムは Photoshop Lightroom コレクション設定およびコレクションで、可能な限り元の状態でマッピングされます。
  • 最新のものであれば、Aperture/iPhoto からフルサイズプレビューが移行されます。初期設定で無効にすることができます。
  • バージョンは Photsohop Lightroom の仮想コピーに変換されます。(調整なし)
  • Aperture の情報パネルに入力可能なメタデータ

読み込みライブラリと参照ライブラリの両方がサポートされます。

  • 読み込みライブラリの場合(初期設定)、Aperture または iPhoto ライブラリのファイルをコピーします。
  • 参照ライブラリの場合、ディスクに保存されている場所を参照します。(Photoshop Lightroom 方式)

 

Lightroom6からApertureライブラリをインポートする

Lightroom6を起動後に、「ファイル」タブ→「プラグインエキストラ」→「Apertureライブラリから読み込む…」をクリックします。

 

すると下記のウィンドウが表示されますので、右側の「選択」ボタンを押し、Apertureライブラリの場所を指定します。

次にコピー先の場所を指定します。Apertureライブラリの中身をLightroom用にコピーしますので多くの容量が必要です。コピー先の空き容量が足りない場合は「読み込み」ボタンを押下することはできません。

読み込みボタンを押すと移行が始まります。渡しの場合はApertureライブラリが約500GB程度あり、それが完全に読み込まれるまで約7時間程かかりました。

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移行してからの所感

原因は不明ですがいくつか読み込み不可なものがあり、その一覧が読み込み終了時にテキスト形式で出力されました。

また、Lightroom6には顔認証の機能があり、移行データ一覧の中に顔データもあったのでApertureからの顔データが移行されるものかと思っていましたが移行されておらず、また一から設定する必要がありそうです…

しかし、Aperture上で利用していたプラグインNik collectionはLightroom6上でも利用することができたのはホッとしました!

 その他、まだ気がついていないところで移行されていないデータがあるかもしれません…

 

まとめ

ApertureからLightroom6への移行作業は時間が関わるものの、手順は至ってシンプルで簡単に終わらせることができます。

一部移行されないデータがあるもののApertureは開発終了、Photosは画像編集機能が貧弱すぎるので早めにLightroomに移行してなれておくのがいいと思います。

 

 

 

 

 

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