死ぬまでに見た景色

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【修正あり】ついに出たMac用"写真"アプリのファーストインプレッション!

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今年の2月にAppleから事前に予告されていたとおり、iPhotoに代わって新たに"写真"アプリが公開されました。Appleの公式のプレビューページはこちらになります。

 

これによりMac上でもiOSと同じような簡単な操作で写真の編集や管理が行えるようになり、今までMac内に保存していた写真や動画をiPhoneiPadでいつでもアクセスできるようになるとのことです。

今回は"写真"アプリのファーストインプレッションをご紹介します。

 

"写真"アプリのインストール方法

"写真"アプリはOS Xをバージョン10.10.3にアップデートすると自動でOSの更新と同時にインストールされます。

OS Xのアップデートはアプリケーション内にある"App Store"を開き、"アップデート"の項目で可能となっています。(心配な方は念のため、バックアップをご用意ください)

 

iPhotoは削除、Apertureには影響なし

"写真"をインストールすることによってiPhotoは削除、App Storeからも再インストールすることはできません。

しかし、Apertureは削除されることなく今までどおり利用することができます。

Apertureライブラリを"写真"で開くこともできますが、Aperutureと同時に開くことはできないようです。

 

"写真"アプリで既存のApertureライブラリなどを指定して開く方法

"option"キーを押しながら"写真"アプリを起動すると任意のフォルダを"写真"アプリで開くことができます。ここから今まで使っていたApertureライブラリを指定することができます。

私のApertureライブラリは約500GBくらいの大きさですが、これを"写真"アプリで開くと約2時間半かかりました。

 

写真の表示がiPhone, iPadと同じような表示に統一

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これまでのiPhotoやApertureと違い、「年別」「コレクション」「モーメント」という括りで振り分けがされており、それに該当する写真が羅列され、それぞれ撮影された日時とGPS機能があるカメラで撮影された写真には地名が表示されます。

これまでの表示の仕方よりかなり写真の見方がスムーズになったと感じられます。

 

画像加工はiPhone, iPadとまったく同じ【修正しました】

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 編集のメニューはiOSと同じ「補正・回転・トリミング・フィルタ・調整・レタッチ」飲みのようで フィルタの種類もiOSと同じでした。上の画像は自分でとった写真を回転させ、フィルタのトランスファーを使用したものです。

【下記の2点を修正、加筆しました 4/9 22:42】

  • 上記のレタッチはiOS版にはなく、Mac版のみとなります。
  • 「調整」タブの項目もiOS版より増えています。

 

 

既存のライブラリを開いた場合は「システムフォトライブラリ」に指定しないとiCloudフォトライブラリは利用できない(ただし、ライブラリの容量が5GB以上は有料)

"写真"アプリの目玉機能の一つとしてMac内の写真をiOSでアクセスすることのできるiCloudフォトライブラリがありましたが、私の場合、既存のApertureライブラリを「システムフォトライブラリ」に指定しないと利用できないことがわかりました。

「システムフォトライブラリ」の指定の仕方は以下のとおりです。

 

  1. 画面右上部の「写真」をクリック
  2. 「環境設定」をクリック
  3. 「ライブラリの場所:〜」と書かれているところに「システムライブラリとして使用」をクリック

 

以上でその時点に開いているライブラリをシステムライブラリとして指定することができました。

続いて、同じウィンドウの「iCloud」をクリックして、「iCloudフォトライブラリ」の隣にあるチェック項目にチェックを入れるとライブラリをアップロードしようとしますが、私のようにライブラリがすでに無料である5GB以上になっていると下記の画像のように有料版へのアップグレードを促されます。

そのため私はiCloudフォトライブラリの利用を断念しました。

 

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iCloudフォトライブラリ以外でiOSと画像を共有する方法は

iCloudフォトライブラリを利用しないでiOSデバイスと共有をしたい場合は「編集」ボタンの隣にあるマークを押し、「iCloud写真共有」を使うのが最も簡単な方法です。

これは単にiOSデバイスと共有するだけでなく、連絡先に入っている他のユーザーを共有する相手として指定することもできます。

 

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やっぱりApertureとの共存は難しそう…

一度、"写真"アプリを閉じた後にApertureで同じライブラリを開いたところ、「Aperture側での読み込み等が"写真"アプリでは反映されない」旨のメッセージが表示されました。

突然事でテンパってしまい、キャプチャを撮り忘れてしまいました…。

このメッセージ通りであるならばやはりApertureユーザーとしては例えば取り込みと編集はApertureで、閲覧は"写真"アプリを利用するような共存は難しいということでしょう。

 

まとめ

"写真"アプリはiOSデバイスと同じように直感的で簡単な操作で写真の編集と管理、閲覧ができます。しかし、既存のライブラリを利用する場合は最初の起動時に場所を指定したり、フォトライブラリとして指定が必要です。

目玉機能のiCloudフォトライブラリは現在のところ5GBまでしか無料でないということでほとんどのユーザーにとっては利用しないと思われる。

Apertureユーザーにとっては同じライブラリが使えるものの、Aperture側での変更が"写真"側に反映されず、画像の編集機能もiOSデバイスと同じ程度のため現段階では移行することは難しい。

 

Apertureユーザーとしては開発の終了がアナウンスされているため、今後Appleが"写真"アプリの編集機能をさらに高めるのを期待するか、早々にPhotoshop等に移行するのがいいかもしれません。

 

 

 

 

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